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エプロンに適した素材とは?【リネンエプロン】

一般的にエプロンに使用される素材にはどんなものがあるのでしょうか。
用途に合わせて適したエプロンの素材を、エプロン屋歴20年のココウォークが詳しく解説します。

リネンエプロン

【ラップエプロン】後ろきれいラップエプロン
エプロンの生地として、家庭用でよく使われるのがリネンです。
では、なぜリネン素材は家庭用のエプロンによく使用されるのでしょうか?

リネンエプロンの抗菌性能

リネン=麻の繊維には天然の抗菌成分である「ペクチン」が含まれています。ペクチンとは糊のような成分で繊維の表面をコーティングするような形で含まれており、汚れが繊維の奥に入るのを防ぎ、洗濯などによって繊維が弱るのを防ぎます。このペクチンの効果で、麻は汚れに強く丈夫と言われているのです。

リネンエプロンの吸水性

また、リネン素材は吸水性にも優れています。
麻の繊維は毛羽立ちが多いため表面積が大きく、他の自然繊維よりも速乾性に優れています。そして、この速乾性も麻の抗菌性能の高さに寄与しているのです。

リネンエプロンのデメリット

一方でリネン素材のデメリットは、縮みやすいこととしわになりやすいことですが、ココウォークのリネンエプロンはウォッシュド加工済みで、すでに縮んだ状態ですので問題ありません。また、しわは洗濯後に手で数回たたくなどして干せば気にならない状態になります。アイロンをかければきれいですが、繊維に空気をたくさん含む性質を持つリネンの特性を損なうのであまりおすすめしません。また、繊維の毛羽立ちがあるため着心地の面で気になる方も多いかもしれません。

リネンと麻の違い

リネンはフラックスという亜麻科の植物から作られる植物繊維で、麻科の植物の中でも衣服や寝具などにも使用されることが多く、肌触りがいいのが特徴です。

リネンは麻の一種ですが、麻と呼ばれる布にもたくさんの種類があります。
麻袋などに用いられるジュート、硬くて張りのあるラミーなど質感も様々です。この他にもエコ素材として注目されているヘンプ(大麻)などもあります。日本では麻は硬くてチクチクするというイメージがありますが、リネンはフランス北部やベルギーなどの比較的寒い地域で栽培されたものが中心で、いわゆる『麻』とは異なる素材です。

日本の家庭用品品質表示法ではリネンとラミーの2種類のみが『麻』として表示することを許可されており、他の麻素材は『植物繊維』と表示されます。

リネンの歴史

リネンの歴史は古く、紀元前から使用されてきた天然繊維です。
リネンの発祥は紀元前8000年頃と伝えられ、人類最古の繊維ともいわれています。

古代エジプトでもエプロンとして使用されており、古代の壁画や彫像に、男性が三角形のエプロンを身に着けているのが数多く発見されています。
このころは衣服を汚れから守るためというよりもファッションとして使用されていたともいわれています。

ココウォークのリネンエプロン

『コットンリネン』は吸水性や発散性に優れている天然素材のコットン・リネンの生地を使用しており、汚れづらく丈夫な素材のエプロンです。肩の凝りにくい、被るタイプのエプロンに大きめのポケットを付けました。
天然素材の温かみのあるデザインで、長く愛され続けているエプロンです。また脱ぎ着のしやすさから、毎日エプロンを着用する保育士さんにも人気の実用的な一着です。

【バッククロスエプロン】後ろ部分がクロスになっており、被って着るエプロンです。肩紐部分が広く体への負担が少ない為、肩凝りにお悩みの方や、着脱が楽でずり落ちにくい仕様なので保育士さんにもおススメです。

【前掛け エプロン】ちょいエプ リネンチェック数量限定

腰紐を結んだりボタンを留める必要がなく、両腕を通すだけで着れる究極のエプロン。
料理中はもちろん食事中にソース等の飛び跳ねを防ぐのにもお使いいただけます。
忙しい時でもささっと着れて、かつ動きやすいということを重視してデザインした『ちょいエプ』です。

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