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エプロンに適した素材とは?【コットンエプロン】

一般的にエプロンに使用される素材にはどんなものがあるのでしょうか。
用途に合わせて適したエプロンの素材を、エプロン屋歴20年のココウォークが詳しく解説します。

コットンエプロン

エプロンの生地として、家庭用でよく使われるのがコットンです。
では、なぜコットン素材は家庭用のエプロンによく使用されるのでしょうか?

コットンエプロンのメリット

コットンエプロンの肌触り

コットン=綿の一番の特徴は肌触りのよさです。
綿の繊維は先端が丸みをおびているため、他の自然繊維と比較しても着た時に柔らかさを感じることができます。このため肌着などでも使用されることが多いのです。ザラザラ・チクチクといった肌ざわりがほとんどなく、敏感肌や肌の弱い方、アトピーの方、小さなお子様や赤ちゃんなどにおすすめです。

コットンエプロンの通気性と吸水性

コットン繊維の中は、空洞になっているため、風通しがよく通気性に優れています。
また、麻には劣りますが吸水性にも優れています。繊維の中の空洞が吸水性の良さにつながっています。

コットンエプロンの耐火・耐熱性能

これも綿素材の大きな特徴です。化学繊維の場合は熱や火の粉で穴が開いてしまうものも多いですが、コットンは耐熱性が高く穴が開きにくいため、料理などにもぴったりです。

コットンエプロンのデメリット

コットンのエプロンは生地は麻などと比較すると厚めです。このため、家庭での洗濯時など若干乾きにくさがあります。

コットン生地の種類

同じコットン生地でも、使用している糸の太さや織り方によりさまざまな種類があります。
まず糸の太さ。これを番手と呼びます。番手とは糸の太さを表す単位で、一定の重量に対して長さがどれだけあるかで表し、綿番手、毛番手、麻番手などがあります。番手数が大きいほど糸の太さは細くなり、綿番手の1番手とは、重さが1ポンド(約450g)で、長さが840ヤード(約770m)あるものをいいます。

また、ブロード、シーチング、オックス、帆布などなど、織り方によって生地の厚みや風合いなどが大きく変わります。

エプロンでよく使われるのは、薄手なシーチング生地、中厚で風通しの良いオックス生地、やわらかなツイル生地などです。ココウォークでは季節に合わせた様々な生地のコットンエプロンをご用意しておりますので、用途や季節に合わせてお選びください。

コットン生地の歴史

コットンの歴史は麻やウールよりも新しく、インドのインダス川河畔で発見された紀元前3000年ごろの綿布が最古のものとする有力な説もあるようです。
インドで栽培されたコットンはペルシャやアラビア半島に伝播し、栽培地域が広がっていきました。また、7世紀ころには中央アジアを経て中国へ、そして8世紀末には日本にも伝来しました。伝来当時はまだ日本国内ではコットンは高級品として珍重され、国内で綿花栽培がおこなわれ始めたのは14世紀頃だそうです。

綿織物が現在のように主要な服飾生地として使用されるようになったのは18世紀後半のイギリスから始まった産業革命以降のことです。17-18世紀頃、インドからイギリスへ輸入されていた綿織物が、軽くて着心地がよく、染色のしやすさから柄も人気となり大ブームになりました。産業革命に伴う綿製品の大量生産により、ウール製品にとかわる主要被服生地に成長していきました。

ココウォークおすすめのコットンエプロン


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インディゴ染めのデニムエプロン。
COCOWALKで長く愛されているデニムエプロンです。エプロンの中ではスタンダードな型で、深めのスリットで実用性も抜群。大きめのポケット部分には、3カ所異なるデニム生地を使用しており、使い込んでいくとそれぞれに違う色落ち感を楽しんでいただけます。
同じ時間を過ごすご夫婦で、カップルで、親子でシェアして使い込んで頂きたいエプロンです。


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胸元にデザインタックを入れることで、より女性らしい印象を与えてくれます。
身丈は95cmと短めに作っているので、軽やかに動くことが出来るようにしました。
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