市立桜台高校コラボ『エプロン回収＆リメイク』プロジェクト【SDGs】vol.4
名古屋市立桜台高校ファッション文化科の生徒さんとのコラボ企画『エプロン回収＆リメイクプロジェクト』の進捗です！
→→名古屋市立桜台高校とは？
前回までの記事はこちらから
【vol.1】使わなくなったエプロン、お譲りください！
【vol.2】授業に参加させていただきました！
【vol.3】試行錯誤、試行錯誤
前回までのおさらい
全国的にも珍しい、公立高校のファッション文化科『名古屋市立桜台高校』の生徒さんとのコラボ企画。
ブランドコンセプトとターゲット設定を行い、それをもとに商品企画から販売までを一貫して生徒さん主体で行っていくというプロジェクトです。
9月からスタートした本プロジェクトも開始から早3か月。
『recycle』と『seam（縫い目）』を掛け合わせた『reem』というブランド名に決まり、いよいよ実際の商品の製作に入っています！！
エプロン製作もいよいよ終盤！
本プロジェクトも佳境を迎えた2022年末。
弊社デザイナーが再び授業に参加させていただきました。
この段階では、よりたくさんの製品を作るスピード感と同時に、お客様のニーズにこたえ、さらにはその期待値を越えていく新しいエプロンを生み出すアイデアが求められます。
現役の高校生である彼女たちにはとても高いハードルですが、弊社デザイナーとしてもやるからには本気でぶつかり、高い要求をすることでその先のお客様の笑顔につなげたいとの思いで静かに闘志を燃やしながら授業に参加しました。
こだわりが詰まったエプロン
こだわりの刺繍
プロも使うマシンを使用した本格的な刺繍。
ココウォークのシンプルなデザインにもマッチするオリジナルデザインを作ってくれました！
通常の製品として作るには手間暇がかかりすぎて採用しないような方法で丁寧に作りこまれているのもこのプロジェクトならではであり、彼女たちのこだわりや想いが伝わってくる素敵な商品が出来上がりそうです♪
こだわりのダメージ加工
お客様から回収したユーズドエプロンにさらに味わい深いダメージ加工を施したものも！
とても素敵なのですが、洗濯時のほつれ防止のため裏にあて布を施してみては、などのプロ目線でのアドバイスも。
パーツの付け替え
経年劣化により傷みがあるポケットなどを付け替えるなどして、新たなデザインに！
これも通常の商品では見られない斬新なデザイン♪期待が膨らむ一方ですね♪
この他にも様々な方法でユーズドエプロンをリメイクしています。
生業としてエプロンを製造販売している私たちには浮かばないアイデアやデザイン。
手間やコストを考えるがゆえに、通常は用いられない手間ひまのかかる細かな作業。
彼女たちのプレッシャーや作業時間を考えると、頭が下がる思いです！
まだまだやななきゃいけないことも！
製作と同時進行で、販売のことも立案していかなくてはなりません！
売り場づくり、POP、空間づくりなどなどなど。
高校生たちがモノ作りから販売までを一貫して行う『エプロンリメイク』プロジェクト。
私たちもせいいっぱいサポートしながら並走していきます！
販売は2023年1月！
エプロンという固定観念が出来上がっているものだからこそ、彼女たちの新しい価値観で、既存の価値観を打ち破りあらたなデザインを作り上げてほしい！
お客様から回収したエプロンを分解、裁断しあらたに縫い合わせ新たな命を吹き込んでいく。
普段のココウォークでは見られない、彼女たちならではの商品は、2023年1月名古屋市西区のmozoワンダーシティにてお披露目と販売を行います。
乞うご期待！
