【ご来場ありがとうございました!】市立桜台高校コラボ『エプロン回収&リメイク』プロジェクト【SDGs】vol.6
もう一度、大切に使ってもらえるように。
名古屋市立桜台高等学校ファッション文化科の皆様とココウォークが一緒にリデザイン、リメイクをして、新しいエプロンを生み出すプロジェクト。
スタートから約半年。
おかげさまで大盛況でイベントを終了することができました。
ご来場いただいたお客様、頑張ってくれた生徒の皆様、本当にありがとうございました!
ココウォーク店頭でのエプロン回収から、ブランドコンセプトの立案、MDの構築、商品の製作。
生徒の皆さんは初めてのことだらけでたくさんの苦労がありました。
たくさん悩んで考えて、自身のこだわりとお客様のニーズのバランスに苦労しながら、初めての店頭での販売まで、本当に頑張ってくれました♪
あらためて考える。
私たちにできる『SDGs』とは?
私たちココウォークは、エプロンなどの企画、生産、販売までを生業としています。
会社にとっても、私たち自身にとってもいいことは、次から次に商品が売れていくこと。
たくさんのお客様にたくさん消費していただくこと。
一方で、私たちの生業は、資源や環境を守るSDGsのポリシーとは矛盾する部分を抱えてもいます。
これはすべてのメーカーや小売業に共通する悩みでもあります。
だからこそ、
これをビジネスチャンスと捉え、あらたな技術革新を起こしてSDGsに貢献していく!
残念ながら、そんなリソースは、私たちの会社にはありません。
環境負荷を下げる革新的な新素材を開発することも、環境負荷を考えた最新の設備を備えたエシカルな工場でモノづくりをすることも、ハイコストでもリサイクル素材にこだわって、価格は高くとも売ることができるブランド価値も。
思いはあっても、中小企業のレベルでその生産ロットやコストを吸収してビジネスとして成り立たせることは、恐ろしく高い壁であり、遥か対岸の世界のお話に見えてしまうのも事実なのです。
そんな私たちにできること。
それがこんなイベントでした。
私たちが過去に販売し、お客様に使っていただいたエプロンを回収し、それに新たな価値をつけて再販する。
それ自体はとてもとても小さなことですが、このプロジェクトにかかわったたくさんのスタッフと、お買い上げいただいたお客様にとって、いつかの何かにつながることがあるかもしれません。
この小さな種が、時間をかけて少しづつ芽を出してくれれば。
そんな願いを込めて、自分たちの生業とのバランスを取りながら、私たちは私たちにできることを少しづつ続けていこうと思います。
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